Netherlands 2

【地球巡礼の旅〜16日目】

このいまわしい戦争もいつかは終わるでしょう。いつかきっと、私達が単なるユダヤ人ではなく、一個の人間となれる日がくるはずです!(アンネ・フランク 1944年4月11日)

1月28日は亡き母の日お誕生日。この日は娘たちがアンネ・フランクの隠れ家に行きたいと言ってロッテルダムからアムステルダムへ電車で出かけました。
〜急行で約30分〜

アンネの日記、アンネのミュージカル。アンネの事はずっと気になっていました。たった70数年前の第二次世界大戦。世界は国家による人種差別でこんなにも沢山の人が苦しむ事になりました。

「どうして戦争が生まれるのか…なんで戦争に加担するのか…生命としての判断は自分でしないとね…たった76年前にユダヤ人と言うだけで捕まって、トイレにも行けずに、拷問にあったり、強制労働させられたり…愛する家族と離れ離れになったり…そんな、理不尽な事がついこの間まで行われていたんだよね…それに…いまでも地球には酷い拷問と差別で苦しむ人がいる…」
娘たちと、そんな事を話しながらアンネの隠れ家を歩いて回りました。

外に出てから3人でお祈りすることにしました…アンネの像がある運河の近くで。
「アンネの気持ちも今、私達の心の中にあるし、ばばちゃんの笑顔と明るさ、人を幸せにしたい気持ちも私達の中にある…」「うん……」
「人はみんな繋がっているから、私達は全てを学んで、今、ここにある事に感謝しよう」「うん……」
「今、こうしてお祈りできる事に感謝しよう…」「うん…」
「そして、もう繰り返さない…貴方達の未来は、この文明の全てを学んでここにある」
「…………………」
三人で内側を向いて少しの間、意識を集中させました…

アンネ…おかあさん…本当にありがとう…私達は、この皆さまの体験に学びます。
地球が精神の豊かさに溢れ、人々が歓びの中で生きていけますように…
今に感謝いたします…本当にありがとうございます…

胸の中がゆっくり落ち着き、温かい涙がホロホロホロと、こぼれ落ちました…
そして、ゆっくり目を開けたら…白い…広い…いない…‼︎

「ハッハッハッ、バック盗まれるよ♪」遠くから近寄ってきた娘たち…足元には寂しげな巨大コロッケみたいな銀色のバックだけが…ポカ〜ン。。。

そう、お祈りの想いも、時間も、人によって違うのは当たり前。それに、この頃仕事をしていて思うんだ…今の10代、20代は驚く程に悟ってる。私がこんなに泣いて分かったことも、サラッと無駄な事をしない。
ちょっと拍子抜けしたけど、気を取り戻して三人でアムステルダムの街を散策しました♪
そして、お昼にパンケーキを食べた後、私は夜の本番の為にお先に失礼〜〜(現地集合.現地解散我が家流♪)

先にロッテルダムへ帰りました♡あぁ…私の大切な天使達。母のお誕生日に三人で過ごせたこの一日…三人でお祈りしたこの一日…
今でも温かい気持ちと平和に対する灯し火が続いています…
奇跡の一日に感謝です♡

TRIP BLOG

"I want to feel the Earth with my barefeet when a certain time comes..." That is what I thought in 2015 when I first started going around the world to pray.
I became friends with beautiful land, and met people with heartwarming souls.
"We are all one", that is what I felt as we all danced, prayed, laughed together, and it has already been 23 countries.
I will keep traveling all over the world to give a prayer of gratitude.
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