GREECE 8

昨日の8月8日はユネスコ世界遺産に登録されているデロス島に伺いました。
ギリシャには16カ所の文化遺産があり、残り2カ所は複合遺産(自然遺産・文化遺産を兼ね合わせたもの)です。
その1つがデロス島です。

デロス島は太陽神アポロンと月の女神アルテミスの双子の誕生の地としても有名で、古代ギリシャでは、ヘレニズム文化の宗教的・芸術的・商業的な中心地として栄えました。
場所もエーゲ海の中心(臍)にあたります。

私は、この神聖なる島に惹かれて、フェリーでミコノス島に行き、そこからボートでデロス島に渡りました。

遺跡を歩いていると、イタリアやエジプトの神殿も祀られていて、統合と調和で発展した場所なのだと感じました。
日本の神仏習合の調和のスピリットも思い出していました。

古代ギリシャでは、神さまの前に立つ時には花冠が大切だと学び、出港待ちのミコノスの街をぐるぐる廻り、小さなお花屋さんを見つけました。
そこで、店主のご婦人と一緒に百合とかすみ草の花冠を編みました。

「もし、天に許されるのであれば、デロス島の静かな場所でお祈りさせていただきたいな…」そう、思っていました。

船は1日2往復しかなく、ゆっくり歩いていたら、帰路の船まであと20分を切っている事に氣づきました。
デロス島は無人島なので、これを逃すと、どこかの神殿にお邪魔するしかないのかしら、、と、フト頭をよぎりました(汗)

すると右前方に氣になる遺跡を発見しました。

「あそこだ…」

私は石畳を足早に進みました。

すると、そこはディオニソスの神殿でした。
島内の遺跡にそこだけ、監視員の方がいらしたのですが、奇跡的に舞を奉納する許可が降りました。

私は丹田をただし、氣持ちをおさめて、花冠を身につけました。
そして、縄文時代から続く「あわのうた」で、舞をご奉納させていただきました。
日本からお持ちした聖水や、あまり手持ちがなかったのですが、玄米煎餅と金平糖も捧げました。

ギリシャの神さまが氣にいってくださったら嬉しいです✨


デロスとはギリシア語で「明るい、輝いた」という意味です。
私も目の前の変化を統合して、そのような心を大切にしたいと思います。


ギリシャは今、早朝です。
8月9日。
私も先ほど日本の皆様とご一緒にお祈りさせていただきました。


いつもありがとうございます。
おかげさまで、私は元氣にしております。


⁡2022.8.9
Asako Amrita

TRIP BLOG

"I want to feel the Earth with my barefeet when a certain time comes..." That is what I thought in 2015 when I first started going around the world to pray.
I became friends with beautiful land, and met people with heartwarming souls.
"We are all one", that is what I felt as we all danced, prayed, laughed together, and it has already been 23 countries.
I will keep traveling all over the world to give a prayer of gratitude.
map