天香久山

思えば昔アスリートだった私は、S59年のわかくさ国体で、新体操の東京都代表選手として、奈良県橿原市にお世話になっていたのでした✨

朝練、昼練、午後練と、兎に角365日休む暇もなく、試合の一本の演技(1分30秒)に全てを懸けていた時代でした。
今考えると、季節感すらまるでなく、大きなプレッシャーと緊張の中で生きていました。

当時の心境を綴った歌👇

「足もつれ高層ビルから飛び降りて
目覚め朝練向かう電車に」

「湯に浸かり誰も氣にせず泣いた日々 弱音見せたら崩れてしまう」

ヒョエ〜(゚o゚;;
しかし、どれだけこの時代に踊りの基礎や集中力、精神を鍛えられた事か、今では感謝しかありません!
これも一重に共に学んだ同志や恩師のおかげです。

わかくさ国体当日も、もちろん緊張はピークに達していました。
ある意味、今とは真逆の自分だったかも知れません。心の中には何処にも隙間がありませんでした。

ところが、
奈良に入り、練習会場に行き、大会に向けて数日過ごしていると、背後に何か大いなる存在を感じるようになりました。

氣づくと、それは
真っ直ぐに天に伸びた「吉野杉」でした。何とも言い難い目で私を包んで見守ってくれているようでした。
ふ〜〜っと、惹き込まれそうになりましたが、誰にも甘えるわけにはいきません!
私は頑なに心を閉ざし意識を試合に切り替えました。


あの、、何だか不思議な感覚…

そう!
ナント天香久山神社は、あの奈良県橿原市に鎮座される神社さまでした。
舞を初めて半世紀。
今では見える世界も広くなり、再びこの地で舞える奇跡に胸が熱くなりました(涙)。
(今なら吉野杉さんともお話が出来そうです♪😘)

2022年2月1日の月次祭は、暦の上でも天地の開いた祝福の時でした。
当日は、宮司さまが香久山から榊を一本採ってきてくださり、私は榊を手に縄文時代から続く「あわのうた」で虚空舞を捧げました。
「君が代」で舞っている時には、陽の光が神殿に差し込み、磐座を通じた光の柱を感じていました。

氏子の皆さまと共に、厳粛な御神事が終わりました。

その後は、山頂の国常立神社、天岩戸神社、伊奘諾神社、伊弉冊神社、御厨子神社さまにて⛩国歌「君が代」で舞をご奉納させていただきました。

お詳しい方ですと、ご存知かと思いますが、天香久山は大嘗祭の亀トを占う波波迦の木がある神社で、今でも神話の中にある神事が引き継がれているのです。

神聖なる紅白の埴

護られた山

波波迦の木



ご神氣に圧倒されて2首歌を詠みました。

「あかしろと雫うけとる聖杯に
マナ溢れゆく天香久山(あまのかぐやま)」

「人体と地球と宇宙は重なって
松果体かなウラヌスの山」




月次祭を記事にしていただきました⬇️

https://ameblo.jp/kaguyama-ksmile/entry-12725208945.html

そして、フォトグラファー福田弘子さんのお撮りくださったお写真と哭澤女神(なきさわのめがみ)畝尾都多本神社、橿原神宮、令和三年天香久山埴焼奉製会の貴重なお写真を、シェアさせていただきます。(エネルギー伝わると嬉しいなぁ✨)


最後に、天香久山 造田哲也宮司様、福田弘子様、笠谷幸彦様、天香久山神社氏子の皆様、祈り合わせをしてくださいました皆様、神聖なる天香久山のご存在に、心より感謝申し上げます。

最後までお読みくださいました皆様、本当にありがとうございました!! 

Happy Valentine’s Day〜❤️





⁡2022.2.14
Love Asako Amrita

TRIP BLOG

"I want to feel the Earth with my barefeet when a certain time comes..." That is what I thought in 2015 when I first started going around the world to pray.
I became friends with beautiful land, and met people with heartwarming souls.
"We are all one", that is what I felt as we all danced, prayed, laughed together, and it has already been 23 countries.
I will keep traveling all over the world to give a prayer of gratitude.
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