広島巡礼の旅 弥山奉納舞
「8月6日は白い服を着てFreeハグをしようね…心をゼロにして愛の氣持ちで一緒に広島の地に立とうね…
Matthewはアメリカ人だから、どのようなリアクションがあるのかは分からないけど、自分の愛に誇りを持って両手を広げようね……」
夫とそう話していたのは、かれこれ1年以上前の事でした。
ところが世の中は、フリーハグどころかソーシャルディスタンス。Matthewの仕事や体調の関係もあり、今回は私が一人で静かに巡礼として広島へお伺いする運びとなりました。
初めて訪れる広島。
ご挨拶をしながら足を一歩踏み入れました。
8月6日は原爆ドームでお祈りをさせていただきました。賀羅加波神社では有り難いご縁で奉納舞を捧げることが出来ました。
ライオンズゲートの8月8日は、世界遺産の厳島神社にお参りに伺いました。
9日の長崎原爆投下の日には、神の島、弥山の紅葉谷川にてお祈りさせていただきました。
また山頂の、あのような素晴らしい聖域でご奉納させていただけるとは全く想像していませんでした。
私の旅は、ほとんど計画をしないので、いつも予定は前日に少し決めて、あとは当日、天にお任せする事にしています。
9日は、とにかく11時2分をどこでお迎えするかと、弥山に登りたい…との、2つの湧き上がる氣持ちがありました。
「とりあえず、弥山に向かおう」と宿を出て、ロープーウェイ乗り場のある紅葉谷公園に向かいました。
青葉雨が降ったり止んだりしていました。
宿屋の女将さんにも、「今日の弥山は難しいかも」と言われていた言葉を思い出しながら渓谷を歩きました。
すると、長崎原爆投下の時間にセットしたアラームが鳴り出しました。
私が居たのは川岸…
ここだったのか、と辺りを見回して
小さな橋が架かっている真ん中に歩いて祈りを捧げました。
上流から流れる水。
清水の浄化のエネルギーを感じました。私は今までの巡礼も、世界中の川や滝でお祈りさせていただきました。
長崎の皆さまや、先人の尊い魂のご存在、それらの体験の大きさが目に浮かびました。
辛い体験をした人や場所には、大きな幸せを生み出す力があると聞いたことがあります。
ある見方をするならば、日本と言う土地は、そのような地球規模の大きな体験を「和」の心で地球の発展に変える大変容ができる場所や人々だと私は信じています。
川に流れる水を感じながら、水滴の一雫一雫に魂のご体験を観じました。そして、この大いなる流れが、ご存在への感謝と共に、新しい地球の愛の形を創るビジョンを観ていました。
金色の、虹が周りを包み拡大するような、祝福の龍のエネルギーでした。
…
雨は小雨になっていました。
私は一つの目的を終えて、とてもホッとしていました。
しかし、曇りなのに暑いのです(汗)
私は近くのお茶屋さんに入り、かき氷を食べて弥山に登れるか様子をみることにしました。
(紫蘇のかき氷、めっちゃ美味しい…)
感激して、店員さんとお話していると、ロープーウェイ会社にお問い合わせしてくださいました。
あと30分の1時に、もしかして運行するかもしれないとのお話でした。私は山の神社を巡りながらダメ元でも行ってみようと、乗り場に向かいました。
全ては完璧なので、「どのような結果でもいいや、大丈夫」とリラックスしていると、天からお許しがでたようでした。
胸が高鳴りました。
空海が開基した山…
この頃、何故だか空海に呼ばれているのです。
広島巡礼の前には、静岡県のありがとう寺の断食合宿に参加させていただきました。
とてもとても素晴らしい体験で、舞もご奉納させていただいたのですが、そちらにも空海さまがいらっしゃいました。
そして、これから高野山での奉納舞のお話もいただいております。
無事にロープーウェイに乗車できて、山頂を目指して歩きました。
まさかの世界遺産の原始林、絶景、大好きな巨石の山道でした。
山頂に着いた時には、心から満足していました。
風も優しく、雲も日陰を作ってくださいました。
「あ〜、氣持ちいい…」
と、裸足になり巨石に休ませていただきました。
すると、朝からバナナとかき氷しか食べていない事に氣付きました(汗)
私は持参していた、おから紅茶クッキーを食べて、瀬戸内海を眺めながらお茶をしていました♪
「美味しすぎる…」
そう感動して、4個目のクッキーを食べようとした瞬間に、
「舞って欲しい…」と、天から声が聞こえました。
空海と山の神様の声でした。
私はこの優しい声と、奉納舞をすっかり忘れていた自分に驚きました。
そして私は音楽を選曲して、太古から繋がる「あわのうた」と「君が代」で舞をご奉納させていただきました。
偶然にもバックに入っていた、びわの葉で手染めした白からオレンジ色のグラデーションのシルクの布を持って舞いました。
弥山の岩の色と重なっていたようでした。
…
最終日の10日には、一ヶ所行きたい場所がありました。
【大本山大聖院】
ネットで調べてみると、ナント!
8月10日にジャストタイミングで「四万八千功徳日観音大祭」というお祭りがあるそうなのです。
この日一日お参りするだけで、四万八千日もお参りしたほどの功徳があるといわれている十一面観世音菩薩(嚴島明神御本地仏)の御縁日だそうです。
そして、護摩祈祷もオンラインで受付していました。
せっかくですので、家族一人ずつの護摩祈祷をお願いいたしました。
そして…
「そうだ!」と閃いて、いつもお世話になっている地球と宇宙の護摩祈祷も、合わせてお願いする事にいたしました♪
記入欄にはお願いごとの項目もあり、地球は…
母なる地球には意思があるから心願成就 で♪
宇宙は愛のかたまりだから、何もいらない氣もしたけど目的達成にいたしました♪
そして、年齢は…?46億歳…?
それでは宇宙は⁈
わからないので空白にいたしました。
それからLINE Payで、簡単にオンライン決済も済みました。
忘れた頃に、一本の電話が入りました。
受け取ると、大聖院から確認のお電話でした。
「あの、、地球と宇宙とのお名前があったのですが…」とのお話でした。
私は「はい、日頃からお世話になっている地球と宇宙へのご祈祷をお願いいたしました」と、お話すると、
「それでは、ご住所は川端さま(本名)のご住所で、よろしいでしょうか?」と…
私は、(人間の内側から地球も宇宙も繋がっているからいいかな♪)と、1秒くらい考えて、
「そうですね!」と、お返事させていただきました♪
大聖院の「四万八千功徳日観音大祭」は想像以上に素晴らしく、美しく、様々な場所で天地の心を合わせることができました。
このようなお計らいに感謝しかありません。
広島巡礼の旅…
優しく温かで神秘的な広島は、天が近くて覚醒意識の強い土地でした。
意識の合わせ方で、ありがたい氣付きを沢山いただきました。
最後の夜には、憧れの広島焼きも食べることができました♪
広島の大地と海や山、そしてお世話になりました皆さま、お心を寄せていただきました皆さま、本当にありがとうございました!
また、機会をいただけましたら是非、この美しい地にお伺いさせていただきたいです!
愛と感謝を込めて…
2021.8.12
Asako Amrita
巡礼の旅ブログTRIP BLOG
世界中の美しい大地と友達になり、そして心優しい人々と出会いました。
一緒に踊り、祈り、笑い、私達は「皆んなで一つ」だと感じる旅は現在23カ国になりました。
これからも地球への感謝の祈りと共に旅を続けていきます。
I became friends with beautiful land, and met people with heartwarming souls.
"We are all one", that is what I felt as we all danced, prayed, laughed together, and it has already been 23 countries.
I will keep traveling all over the world to give a prayer of gratitude.