大般若会 不変の調和
🌸お礼🌸
4月19日、興禅寺さまの大般若会法要にて、虚空舞を奉納させていただきました。
大般若会は、以前テレビなどで拝見したことがありましたが、実際に祈りの場を共にさせていただき、その壮厳さと美しさに深く感動いたしました。
(ぜひ皆さまも、お近くのお寺の法要に足を運んでみてください。ご参加できる機会があるかもしれません。)
大般若会では、お坊様方が一斉に約600巻にも及ぶ経典の1冊を手に取り、「転読(てんどく)」という形で、パラパラと扇のように広げながら読経されます。
その時に起こる風が、まるで天地の心が通い合うようで、天から感謝の風が吹いてくるような心地よさを感じていました。
それはきっと、自分には計り知れない愛であり、見えない世界からのエールなのではとふわりと感じていました。
大般若経は文字にすると約500万字にもなるそうで、すべてを読むことはできないため、このように広げて唱える形になったそうです。
動画の掲載許可もいただきましたので、シェアさせていただきますね。
その後には「礼拝(らいはい)」と呼ばれる、額を床につけるお辞儀がありました。
その時、
「個人の判断では到底わからない、平等なる天のまなざしで物事を見られるよう、助けていください」
という、自分自身の祈りと重なりました。
お坊様方の響き渡る美しい言の葉、鈴の音、そして祈りの舞を共に捧げられましたこと、心より感謝申し上げます。
帰り際には、檀家の皆さまから舞への温かいご感想もいただき、とても嬉しく、励みになりました。
帰りの道に虹も出ました。
興禅寺 武田秀規ご住職様、そして関係者の皆さま、このたびは誠にありがとうございました。
天の風がここに吹いてあることを、これからも静かに観ていきたいと思います。
…………
🌸その後の気づき🌸
ここからは、法要の後に感じたことを書かせていただきます。
もしお時間の許される方や、どなたかのお心と繋がるものがありましたら嬉しいです🙏
法要の翌朝、兄と一緒に両親のお仏壇に手を合わせた後、しばらく世間話をしていました。
その中で、
「仕事のお客さんが、ト〇〇○さんの影響でユニットバスが輸入できず、みんな怒っているよ」
という、兄の話になりました。
その時、私はふと立ち止まりたくなり、こんなことを話していました。
「その気持ちもわかるよ、でもね、昨日、お寺で“諸行無常”のお話があったんだよね。
私たちは、日常が当たり前に続くと思いがちだけれど、本当はそうではない前提に生きている。
大自然の働きや、もっと大きな包括する天界の中で生かされる存在。
だから、そのことを忘れずにいたいよね。
そうでないと、いつも外側と出来事ばかりに目が向いてしまい、感謝を忘れ、怒りに飲み込まれてしまうから。
もちろん、意見を冷静に伝えることは大切。
でも、人の中にある“怒りの火”のエネルギーは、鎮めて使うことが人間は大切だと、以前ネイティブの酋長から教わったよ」
そんな話をしていました。
そして駅へ向かう途中、ふとアフリカとインドでの出来事を思い出しました。
アフリカでは、音楽イベントに参加し、アーティストやスタッフの皆さんと数日間を共に過ごしていました。
その中で、あるアーティストが、とても強い口調で誰かに怒っている場面を見かけたことがありました。
何か問題が起きたのだろうと思っていましたが、数時間後、別れ際には互いに笑顔で、すっきりとした表情で別れていたのです。
その姿を見て、私は何かを感じ、驚きました。
…
そしてインドでは、約1か月ひとり旅をした最後の日、デリーの街を歩いていました。
前方から、何かが低い位置で動いてくるのが見えました。
近づくにつれ、それが物乞いの方だとわかりました。
その方は、先天的なものか事故によるものかわかりませんが、下半身が不自由で、両手を使い、鼻で小さなアルミの器を押しながら地面を進んでいました。
私はそっとその方の瞳を見ました。
すると、その瞳があまりにも澄み、生きる喜びに満ちていました。
その瞬間、私は胸の奥で、
「神様のようだ…」
と観じました。
その後、日本語の看板があるお土産屋さんに入りました。
そこにも別の物乞いの方が来られました。
私は、日本語を話せる店主の方に、ふと変な質問をしました。
「今の方も、幸せだよね、、」
すると店主は、迷いなく、さらりとこう答えました。
「もちろんだよ。みんな幸せだよ。
あの人は毎日この道を、決まった時間に通ってくるよ。」
そして続けて、
「明日のことは、明日、神様と一緒に考えるさ」
と、笑って話してくださいました。
アフリカでも、インドでも感じたことがあります。
一日の終わり。
生きる覚悟。
自然界の中で生かされている命。
大いなる天に委ねる、私たち全員の心の深くにある真の強さ。
“自分だけが正しい”を手放し、一度心を太陽と共にリセットすること。
その心の向け方を、私は旅の中で受け取らせていただいたように感じています。
そして、その感覚を、「諸行無常」という言葉とともに、あらためて思い出していました。
そして、数か月ほど前、日舞の先生と舞台をご一緒しました。
どのような流れだったかは忘れてしまいましたが、移民問題の話になりました。
すると先生は、
「私たちの歴史の中では、それをずっとやってきた。それが日本です。
だから心配することはない。
その状況の中で、私たちがどう知恵を出し合い調和するかです。」
と、とても静かに、力強く話されました。
私はその時、先生の“腹の座った在り方”に、光を感じていました。
ご住職の諸行無常のお話もまた、ご自身の体験から語られる、まるで肩にそっと手を置いてくださるようなお言葉として、深く心に響いてきました。
『諸行無常の、その奥にある、不変の調和の領域を、友人と共に観ていきたい』
この大般若会の春の風を、天からの愛として、皆さまとご一緒に受け取っていけたらと思っております。
最後までお読みくださいまして、誠にありがとうございました。
アムリタ朝子








巡礼の旅ブログTRIP BLOG
世界中の美しい大地と友達になり、そして心優しい人々と出会いました。
一緒に踊り、祈り、笑い、私達は「皆んなで一つ」だと感じる旅は現在23カ国になりました。
これからも地球への感謝の祈りと共に旅を続けていきます。
I became friends with beautiful land, and met people with heartwarming souls.
"We are all one", that is what I felt as we all danced, prayed, laughed together, and it has already been 23 countries.
I will keep traveling all over the world to give a prayer of gratitude.

