富士の麓

昔、サイドボードの1番上の引き出しに、手の平くらいのノートを入れていました。
私が30代で子育てで、とっても忙しかった時期です。

目まぐるしい日常の中で
「あぁ、いいなぁ…」
と思った事を、ちゃちゃっとノートにメモするんです。(ふとした感覚って、1分後には消えてしまうので)

それで、数年後とかに見てみるとびっくりするんです。

「あぁ!そうだった」って。
それで、その時の心の種に再び小さな光が射す感覚を大事にしていました。

ある日、絶対無理だと思っていたメモの一つを、子ども達に聞いてみたくなりました。

「あのね、ママさぁ〜、みんなが一人でご飯食べれるくらいに大きくなったら、2年間くらい地球をぐるぐる周ってきてもいい?」

すると

「いいよぉ〜」と、3人娘はまるでおやつを食べるように、軽〜く答えました。

(ええぇーーー!!まさか。。。ホントにいいんだぁ…)
実は現実とのギャップに、とてもびっくりしたのですが、私も軽〜く、ありがとうの返事を返したと思います。

それから、
もっと不可能だと思い込んでいましたが、この流れで元旦那さんにも聞いてみました。

「あのね〜、私、子育てがひと段落したら、2年くらい地球を旅してきてもいい?みんないいんだって〜」
なるべく風のように話してみました。

すると

「いいよ」
と、つっかえる事のないタイミングで返事が返ってきました。

(ウソッ!ええ〜〜〜、いいんだぁ…)

びっくりしました。

「何しに行くの?」

「なんだろうね………
その場所に立てば何かがわかる氣がするんだぁ…」
私は答えました。

今になるとわかりますが、漠然とした私の思いも、彼は何も言わずに見守ってくれていたのでしょう、

話は少しそれましたが、私はその日常のひとコマを、静かに折りたたみ、心にそっとしまっておきました。



それから10年くらいの間に色々な事がありました。
母もガンで亡くなりました。
しばらくしたある日、
「もう行きなさい」、そのような直感が来たのです。

あれから、あの時の地球をぐるぐる周る旅は、何かが変化していき、単身で行く地球巡礼の旅になりました。

「英語だってできないし、一人なんて怖いし、、セドナも海外初運転だし、、、」そんなエゴの声も当時はチラついたのですが、
やはり、あのメモに書いた光は、どんどんと強くなっていたのです。


少し自分の人生を振り返ってみました。

話は変わりますが、2025年1月19日(日)に、大好きな静岡県の【静岡県を元気にする会】の皆さまにお呼びいただきました。

地球巡礼で得た氣づきや、文章にしていない体験などを、お越しくださる皆さまと、まぁるい輪になって、楽しく分かち合いたいと思います。お話会です♪


すでにお席は半分くらい埋まっているそうですが、主催者様からのご厚意で、静岡県以外の方(高校生以上)も、ご参加いただけることになりました。
但し期間限定のお申し込みになります。
(そう、会場の伊豆ゲートウェイ函南は、なんと、ワサビmuseumが徒歩15秒、めんたいパークが徒歩1分です。なんだか楽しそう♪)


よろしければ2025年の新春に、富士の麓に集まりませんか。


🌸お申し込み方法🌸
12月2日〜10日の日中の
お電話での受付になります(定員になり次第終了)


Asako Amrita webサイトページ
http://asakoamrita.com/

TRIP BLOG

"I want to feel the Earth with my barefeet when a certain time comes..." That is what I thought in 2015 when I first started going around the world to pray.
I became friends with beautiful land, and met people with heartwarming souls.
"We are all one", that is what I felt as we all danced, prayed, laughed together, and it has already been 23 countries.
I will keep traveling all over the world to give a prayer of gratitude.
map