お礼


おかげさまで、皆様の温かいお心と共に立冬のありがとう寺、虚空舞奉納を感謝と祝福の中で終えることが出来ました。
祈り合わせをしてくださいました皆さま、本当にありがとうございました!!



前泊していた私は、日の出と共にお寺にご挨拶に伺いました。そして朝日を浴びたピンク色の富士山に向かって祈り、マントラを唱えていました。

すると、背後にウィンドブレイカーの擦れる音がだんだん近づいきて、一人の男性が私の横に立ちました。
寒さで白い息を吐きながら、尊い目で富士山を見つめていらっしゃいます。
私は、その方が日課でウォーキングをされて、毎朝こちらで富士を拝んでいらっしゃる事を察しました。


「おはようございます」と、
ご挨拶させていただき、お天氣や今日の奉納舞の事などを簡単にお伝えしました。

すると男性は、ありがとう山から一望できる御殿場市の事や、ご自身の仕事の事などを、街を見下ろしながら話してくださいました。

聞くと男性は、某日本車トップメーカーの研究員を長年お勤めされた方でした。
私は地球巡礼の際に、世界中の方々から日本車の素晴らしさについて、感動の声を受け取っていたので、その事をお伝えしました。

すると男性は、

「私はいつも周りと反対意見でね、、、研究所にいると、社長は売り上げや予算の事ばかり言うけれど、私はいつくもの視点で検証して、意見を伝えていたんだよ…」
そう、ゆっくりと言われました。


私は、そのお言葉から男性の意志の強さや洞察力、忍耐力を観じて、心の中の霧がゆっくり晴れていくような氣がしました。

(一つの製品や会社やプロジェクトの具現化には、それに携わる全ての方々のお心が影響する…そう、そうだった…)
私は自分の体験を思い出していました。
そのひとつの思いは、その方の歩まれた環境やご体験、そして、ご先祖さまや生命の繋がりの全てを含むもの。
意見が採用されてもされなくても、思いに共鳴し合う生命…
もちろん、社長さんには社長さんの深い思いがおありなのだと思います。

一人ひとりの思いの尊さ。
水の性質(共鳴力)を持つ私達。
内観に大切な多角的視野。


朝日の中で、男性のお話を聴いていたら、色々な人の想いが渦のように一つとなり、地球が進化の波の中で動いているように観えました。
それと同時に宇宙の愛の中で、その成長の光を温かく見守られているようにも見えました。
なんという壮大な愛のシステム。
神の愛の偉大さ…



そのような事を教えていただいた朝でした。





午後1時過ぎには、禅堂の大黒柱の近くに参加者の皆さまと円を作りました。
そして、
町田宗鳳先生のありがとう禅、炎の瞑想
参加者の皆様からのシェア
アムリタ朝子の虚空舞奉納
浦上豊先生の言霊奏上
いときょう先生の「まことののりと」奏上
Matthew Ericson「ガブリエルの休息」ART奉納
庄子みどり先生の美生奉納

このご奉納の流れから友人のエンジェルくみちゃんが「ミトコンドリア4G」を歌われ皆んなで笑顔で踊ったり、禅堂を最後に出る時には、えっちゃん(村崎栄津子さん)が篠笛を奏でてくださいました。


上手く言葉にできませんが、富士山や皆様の生命の火に繋がり、魂が大地や大氣の元素を通じて、体内と宇宙をスピーディーに巡るような感覚がありました。
溢れる表現…喜び…
皆で源に向かう心地よさや心強さも観じていました。
そして、地球に来る時の約束にも少し触れたような、そんな感触もありました。
他にも深い意識の中で何かを感じたようです。
(皆さまはどうだったのかなぁ…)

ありがとう寺は、宗鳳先生が空海さまから「天と地の遊び場を設けなさい」と、啓示をお受けになり創られた場だそうです。
私は今回のご神事にあたり、ご奉納を希望される方々やコラボレーション、舞を習いたい等の素晴らしいお声を沢山受取りました。
宗鳳先生からもご神事の後に
「また友人の皆さまと、このような楽しい機会を創ってください」と、お言葉をいただきました。
風のように自由で神聖なありがとう寺が大好きです。
私も、そのような共鳴の機会をアンテナを張って描いて行きたいと思います。


ビデオやお写真、お心遣いをいただきました皆様、本当にありがとうございました。(シェアさせてください)
君が代の時(赤の衣装)に右手に持っている椿の枝は、長い間お世話になっております瀧川神社(瀬織津姫御祭神)より授かったものです。
前日6日に、氏子総代の加々見さんが神殿の扉を開けて待っていてくださり、椿の枝を持ち虚空舞を2曲ご奉納させていただきました。
ありがたい富士山のご縁に恵まれています。

今回のスタートとなった千代美さんの思い…そして、何十回もメールでやり取りをしてくださった千里さん、朝からお手伝いしてくださった美恵子ちゃんやそのちゃん…当日の瞬間まで皆様の思いが、驚くほど渦を巻いて広がっていきました。
私も皆様を見習って、自分の思いに(観る世界)に責任を持って生きたいと思います。
たとえ、目に見える状況が混沌として複雑に見えても「全ては良くなるためにある」と神を信じて、自己を静観して浄化(癒し)し、愛の光を見つけたいと思います。
罪悪感や恐れ、依存などは本来の自分ではないので、勇氣を持って向き合い、癒し手放しで行きます。
私達、全員の中にある神聖なるスピリットの永遠性を見ていきます。
直感(守護靈)に耳を澄まして行動します。
頑張らずに感謝と共に真剣に歩みます。
何方かと、魂の成長の道をご一緒出来たら心強いです。



長くなりましたが、私は敬愛する皆さまと地球にいる今が、とても幸せです。

氣がつけば、2022年もあと数日。
今年も大変お世話になりました。
2023年もどうぞ宜しくお願いいたします!


アムリタ 朝子

TRIP BLOG

"I want to feel the Earth with my barefeet when a certain time comes..." That is what I thought in 2015 when I first started going around the world to pray.
I became friends with beautiful land, and met people with heartwarming souls.
"We are all one", that is what I felt as we all danced, prayed, laughed together, and it has already been 23 countries.
I will keep traveling all over the world to give a prayer of gratitude.
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